お知らせ
令和7年度 茨城県地域日本語体制づくり事業 事業報告会を開催しました。
2026/3/23事業レポート
令和8年3月6日(金)、当協会が県から受託して実施した、令和7年度「茨城県地域日本語教育体制づくり事業」の年度報告会をオンラインで開催しました。 当日は、市町村職員や日本語教育関係者、ボランティア教室の皆様など多くの方にご参加いただきました。
主な内容
本事業の柱である以下の4項目について、担当の推進員やコーディネーターより詳細な実践報告を行いました。
「生活者としての外国人」のための基礎日本語教育
地域日本語教育人材の養成研修
県内在住の日本語教師対象に、地域日本語教育の担い手育成として、地域日本語教師コースと地域日本語教育コーディネーターの2コースを行いました。各コースの報告と各コースとも特徴になっている課題探求への取り組みについても報告しました。
初学者向け日本語コース
日本語教師が初学者に向けて、安心・安全な地域生活のための日本語を教えるモデルコース(ファーストステップ/セカンドステップ)を行った。学習者の行動変容(日本語力の向上に伴い、自信が持てるようになったことや、地域交流へと広がるきっかけを得たこと)についても報告しました。
地域日本語教育コーディネーターによる課題調査・実践
コーディネーター5名が、年間を通して取り組んだテーマについて報告しました。「外国人保護者の子育て支援」、「幼稚園職員向けやさしい日本語講座」、さらには「モスクでの警察講話による交通安全啓発」など、地域に根ざし外国人と関係者とをつなぐ具体的なコーディネート事例を共有しました。
地域日本語教育関係者連絡会議、地域日本語教育コーディネーター等派遣事業
行政・民間・日本語教室を繋ぐネットワーク構築の現状や、市町村等からの依頼を受け、多文化共生の推進に関する講座等を行うことを通じた地域の体制整備の進捗について、派遣依頼した市職員の感想も交えて紹介しました。
日本語サポートセミナー
日本語ボランティアに興味のある方や日本語支援者を対象としたセミナーの実施報告を行いました。受講者の感想から、高い満足度とともに、多文化共生への理解を深める場として「意識醸成」がなされた成果も確認しました。
今年度のふりかえり
令和2年度に始まった本事業は6年目を終え、一つの大きな節目を迎えます。各地域の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、これまで県内で積み上げてきた地域日本語教育の体制整備、人材養成、そして多様な関係者間のネットワークは、茨城県の多文化共生社会づくりに資する大きな財産になったと考えております。
令和8年度は、これまでの成果と課題を礎(いしずえ)に、新たな事業形態により取り組みを進める予定です。詳細については、4月以降にご案内します。
今後とも、誰もが安心して暮らせる茨城県の多文化共生の実現に向けて取り組んでまいりますので、引き続き皆さまのお力添えをよろしくお願いいたします。
報告会の様子
視聴可能期限:令和8年3月31日(火)